4 万物照応
自然は神殿、そこでは生ける柱たちが
時々ざわめいた言葉を発する。
人間はそこを通る、象徴の森を横切って。
森は親しげな眼差しで人間を見ている。
夜のように光のように広い、
暗い深い、統一のなかで遠くからまじりあう
長い木霊たちと同じく、
におい、色そして音は応えあう。
子供の肌のように爽やかなにおいがある、
オーボエのようにかぐわしいのも、草原のように緑のも、
― 他に、腐敗したのは、豊かでそして勝ち誇っていて、
無限な物の広がりを持ち、
竜涎香、麝香、安息香そして香のように、
精神と感覚の激情を歌う。
2015-05-07 09:51
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